まえがき 

独学、しかも最短時間と最小努力で、中小企業診断士試験に合格する方法をご紹介いたします。

私が、実践して、成功した方法です。
知り合いの受験生に、この勉強方法を説明したところ、3ヶ月間の勉強で、いきなり1次試験合格点数まで実力を上げられました。

その方は、数年間勉強して、それまでは成果が十分上がっていなかったようです。

私の勉強法が、自分だけでなく、他の方にも有効であると確信しました。

全体の構成として、以下の通りです。

1.合格までの経緯
2.合格のための基本的な考え方
3.1次試験勉強方法
4.2次試験勉強方法  



1.合格までの経緯

私は、2010年同資格に合格しました。その年の全国合格者約950名中でも、最短時間学習者として、1%以内には、間違いなく入ると思います。

自分では、合格者で一番の最短勉強時間だと思っております。

要するに、あまり勉強をしておりません。

自慢できることではありませんが(大汗)。

早速そのノウハウをご紹介したいと思います。結論は、2点です。

1点目は、同受験を申し込み、同試験を受けることです。

2点目は、過去問の徹底攻略です。ポイントは、この2点に尽きます。

まず受験を申し込み、合格に向けた動きを始めます。

今から試験申し込み日と受験日、合格発表日を手帳に書き込みます。ここがスタートです。

◎ 今(試験申し込み)→ 試験日 → 合格発表日(不合格) → 再度(試験申し込み) →
試験日 →合格発表日(合格)

のように 合格の流れを具体的に作ることが大事です。

最短時間・最小努力は、他の人との比較ではありません。 分自身としての最短・最小です。

大切なことは、合格までのプロセスを具体化することです。

何かを具体的に始めないことには、何も始まらないのです。

2点目に関しては、合格への最短コースは、ずばり過去問研究です。

過去問には、合格するための要素がほとんど含まれています。

極論すると、1次試験に関して言えば、他の勉強は一切せず、過去問5年間を正解解説も含め、暗記すればかなりの力がつくと思います。

また、上記2点に加え、私は、フォトリーディング(速読法)を身に付けました。その結果、とても時間節約になりました。

皆様にもお勧めします。

以下、私の合格までの経緯を時系列的に記述いたします。

08年06月 中小企業診断士1次試験を申し込む
08年06月 申し込みの日から、過去問とTAC参考書・問題集を7教科分購入し、勉強開始(実質1.5ヶ月準備)
08年08月 1次試験受験
08年09月 7科目中2科目が科目別合格 ☆不合格から合格への道筋が出来る!
09年08月 残り5教科の1次試験受験
09年09月 ギリギリで1次試験合格
09年09月 2次試験受験申し込み
09年10月 2次試験受験
09年12月 不合格通知     ☆不合格から合格への道筋が出来る!
10年10月 2次試験受験
10年12月 合格通知
10年01月 口頭試験合格
11年03月 同資格実務研修15日終了
11年04月 中小企業診断士資格取得

1次試験も、2次試験もストレート合格ではありませんが、とにかく勉強時間は少ないです(大汗)。

以下、実際の試験結果を記載します。

08年08月 1次試験結果
不合格 財務会計 44点
不合格 経営情報システム 28点
不合格 経営法務 56点
不合格 企業経営理論 52点
不合格 運営管理 54点
合格    経済学・経済政策 60点
合格    中小企業経営・政策 76点

2ヶ月間の勉強の結果としては、望外の結果です。

☆諦めていないことが予想以上の結果を生みます!

09年08月 1次試験結果
財務会計 84点
経営情報システム 52点
経営法務 44点
企業経営理論 62点
運営管理 68点
5教科合計点 310点
5教科合計必要合格点 300点

上記の通り、わずか10点プラスで1次試験合格となりました。

経営法務の試験が超難解で、大苦戦しました。

情報システムも、09年は、60点以上は確実と考えておりましたが、上記の点数でした。

大健闘は、財務会計で、望外の点数となりました。

続いて、1回目の2次試験の結果です。

1次試験勉強時に、2次試験はまったく意識していなかったので、試験内容や合格基準も情けないことに知りませんでした。

事例Ⅰ 判定B
事例Ⅱ 判定B
事例Ⅲ 判定C
事例Ⅳ 判定A
総合     判定B

判定A:60点以上 判定B:50~60点 判定C:40~50点 判定D:40点未満

総合判定でBとなり、不合格となりました。

☆ここでも、不合格ですが、次年への合格の道筋が付いています!

何回か予備校の模擬試験を受けましたが、合格判定は50%以上になる事はありませんでした。

また、本試験でも、とにかく解答欄は埋めましたが、自信のある解答ではありませんでした。

題意が分からず、合格は困難との手応えでした。

ぎりぎり合格できないと思ったとおりの結果でした。

翌年は、添削(D&H)をやり、合格することができました。

しかし、色々な事が重なり、試験前5ヶ月間は合計勉強時間が10時間にも満たない状況となったため、1ヶ月前から2次試験を受験するか迷いに迷いました。

前日は、大酒を飲み、わざと試験に行けない様に意図的に過ごしました。

当日の朝、今回受験しないと大きな後悔になると思い、二日酔いの頭に鞭を打ち、試験場に向かいました。

☆結果論ですが、自分の可能性を絶望的な状況でも信じて、奇跡が起こりました!

前年と逆で、受験後、不思議なことに、かなり手応えがあり、正直合格したと思いました。

以上が、私が1次・2次試験に合格した経緯です。ストレート合格ではありませんが、勉強時間だけは本当に少ないです。自慢できることではありません(大汗)。


2.合格のための基本的な考え方

今日にでも試験日程を確認して、自分の手帳に試験申し込み日、試験日、合格発表日を記述します。

試験を申し込まないことには、合格しようがありません。

今回不合格でも、次回の合格への道筋が付くことに疑いの余地はありません。

ゲームは、自分が始めないことには、決して始まりません。

☆合格への道筋を具体的な日程に落とし込むことが合格の第1歩となります!

私は、寝る前に毎晩、中小企業診断士試験合格と、紙切れに書いていました。

これは、効きます。

受験だけじゃなく、紙に書いたことは、不思議に成就しやすいですよ。

☆合格への意志を紙に書いてことは、驚くほどの効果があります!

ポイントは、以下の通りと考えます。
①受験動機
②合格戦略
③現状の学力掌握
④具体的な勉強方法確立
⑤生活への勉強時間の自然導入



①受験動機

重要なのは、動機内容ではなく、その強さです。

それで合否が決まると言っても過言ではありません。

私の場合は、受験を決心した当時の仕事や職場環境が耐えられなかった為、早く この状況から抜け出したいとの一心でした。

合格後具体的にやりたい事が明確になっていることが望ましいですが、合格したら何でも出来ますので合格することが先決です。


②合格戦略
一般的にいえば、予備校に通う事が、最短方法だと思います。

合格させることが仕事のプロが教えてくれるのですから、一番効率的ですね。

私は、学校に行くことが嫌いで、決まった時間に勉強できないタイプ、しかもお金もなしで、独学を選択しました。

独学で最短合格を達成する戦略は、フォトリーディング(速読法)の習得と、過去問の徹底攻略でした。

フォトリーディング(速読法)習得のため、2日間集中コースを受講いたしました。

すばり有効です。

但し、自己暗示力の弱い人はお勧めできません。

フォトリーディングは、その効果を自分自身で日々検証していくことが必要だからです。

また、過去問を徹底攻略すれば、圧倒的に効率的な勉強が可能です。


③現状の学力把握
いきなり過去問に挑戦してください。

過去問を5年分時間制限を気にせず、解答してみてください。

1年分解答したら、答え合わせをして、点数を記録します。

解説を読み、可能な限り(わからなくて当然なので、ストレスを持たないことがここでは大事)理解する。

そして、また、1年分を上記の要領でやります。これを5年間分やります。

☆いずれ受験する本番の試験内容に先ず挑戦し、今の学力を把握します。

☆参考書・問題集でなく、まずは本試験問題に取り組むことが最重要です。

各科目ごとに、得意・不得意、全然駄目・かなり行ける、好きな科目・嫌いな科目等々を認識し、各科目ごとの自分の実力と全科目合計の実力を把握します。

また、実際の問題がどのような形式で出題されているのかを、大づかみで理解することにもなります。

ご承知の通り、科目別合格は60点以上、全7科目合計で60点×7科目=420点以上で、しかも40点未満の科目がないことが1次試験の合格条件です。


⑤生活への勉強時間の自然導入
私の場合は、通勤時間(行き帰り合わせて、約90分)、昼休み時間(30分)、仕事の外出時の切れ間時間などに勉強しただけでした。

わざわざ勉強時間を生活の中に導入することは、試験直前までしませんでした。

1次試験前3ヶ月は、土曜日・日曜日には、3-5時間程勉強しました。

人により、上記過去問点数により、勉強時間は当然ながら、大きく違います。

☆自分の人生に本当に大切な勉強であれば、細切れ時間の1分を大切にして、1歩でも先に進む意識が大切です!



3.1次試験対応
1次試験の各年度ごとの科目別難易度は、大きく変動します。

得意科目で点数を稼ぐと共に、苦手科目が超難解となった場合の40点未満防止対策が、絶対必要です。

さて、前章で触れた私の過去問5年間点数結果をご覧ください。

    15年度    16年度    17年度    18年度     19年度          平均
財務会計 29 21 71 45 36 40
経済 45 52 76 56 72 60
経営情報 44 40 56 56 68 53
経営法務 44 38 57 54 67 52
戦略政策 60 65 58 64 65 62
中小政策 44 43 45 48 58 48
運営管理 61 38 38 60 55 50
合計 327 297 401 383 421 366
合格点 420 420 420 420 420 420
必要加点 93 123 19 37 -1 56
これが、私の勉強前の過去問5年間の成績です。

但し、解答にあたり時間を無制限に掛けている事、
15年度から着手し、解答後に各年度の正解と解説を読み、それなりに理解しながら、5年間の過去問を解答したことから、実力が少しづつ上がっています。

この5年間の過去問の成績から、合格戦略、具体的な勉強計画の立案が始まります。

試験日までの日数を計算して、現状の点数から合格点確保までの必要な勉強時間と勉強内容を割り出し、各科目の具体的な勉強を始めます。

先ずは、苦手科目・苦手以外の科目・最重要科目の認識を各人で明確にしていきます。


①苦手科目
過去問5年間解答後の段階で、苦手科目の認識がとても大事です。

科目別で40点以上取らないことには、他の科目でいい点数を稼いでも、合格できません。

また、40点以上でいいと言っても、年により、難易度が極端に変わる為、通常年の難易度で、60点位は確保できることが必要です。

また、基礎が出来ていないため、対応に時間が掛かり、なるべく早くに着手すべき科目となります。

私の場合は、財務会計がまったくノウカン、右も左も、貸方も借方も、全然わからない状態でした。

経営情報システムも、言葉もチンプンカンプン、興味もゼロ、日常生活でも機械・コンピューター・システム系は大嫌いで、とくかく避けて生きてきたという感じでした。

この2科目が、まったくの苦手科目でした。

苦手科目を早期に認識して、その対応策から検討することが重要です。


②苦手以外の科目
そこそこ点数が取れ、嫌いではない科目であれば、この段階では、心配しなくていいと思います。

私の場合は、上記2科目の苦手科目以外は、ここに分類されます。


③最重要科目
これは、ずばり財務会計です。得手不得手は別として、ある程度力が付けば、安定した得点源となります。

2次試験でも同様に得点源となりますので、この科目は、何が何でも得意科目にすべきです。

1・2次試験の難易度が上がっても、対応可能ですし、むしろ、有利に働きます。

私のこの科目の1次試験初挑戦は44点、合格の年が86点です。

また、2次試験でも初年度は総合で不合格ですが、事例Ⅳ(財務会計)だけは合格点(A判定)でした。

私の場合は、この科目は、大苦手科目から一番の得意科目となり、大変助かりました。


④具体的な勉強方法
☆財務会計
最重要な科目である財務会計から説明致します。

1)過去問挑戦
2)過去問の解答解説を読み、可能な限り理解する
3)易しい簿記の参考書・問題集をやり、基礎力を付ける
4)自分が選んだ参考書(大型の書店には中小企業診断士用の資格取得参考書欄がある)を分からないことは飛ばしながら、読んで理解度を増やす
5)自分が選んだ予想問題集をやり、解答の仕方を機械的に覚えていく

6)メールマガジン等の財務会計情報や問題を申し込み、取り組む

上記プロセスを繰り返すと、自然に理解していきます。

後は、スピード力を高めることです。

分かる問題・分からない問題を瞬時に見極め、分かる問題をドンドン解答していくことです。

最終的には、1問を2-3分程度でこなす必要があります。

私は、最終的には、過去問1次試験をほぼ暗記して、毎回100点を取れるまで、繰り返しました。

この科目のコツは、習いより慣れろ!

わからなければ、ドンドン正解を見て、解答方法を機械的に覚えることです。

同じ問題を5回やれば、かなり理解が深まります。

1次試験での本番は、わかる問題・時間の掛からない問題からドンドン解答します。

私は、本番では一番最後の問題から解答し始めました。

簿記 通勤講座

簿記3級・2級の知識は必須です。

上記クリックして内容ご確認ください。

すごく価格が安いので、お薦めです。


☆経営情報システム
私は、機械・PC(パソコン)・ハイテク・新しい機器等が大大大の苦手でした。

日常生活でも、この分野は逃げ回り、後輩や周りの人に100%任せきりでした。

言葉もチンプンカンプン。

そんな状態ですから、最初の1次試験挑戦は、2ヶ月間の勉強で、28点と惨敗でした。

最初に、コンピューター関係の最低限の常識を身に付けるため、初級アドミニストレーター試験の勉強をしました。

また、インターネット情報の中には、メールマガジン等で、情報資格関係の問題や情報がたくさんあります。

私は、機会あるごとに、その種のメールマガジンに申し込み、仕事の空き時間に、取り組んでいました。

過去からの問題が蓄積がされてあるサイトもあるので、積極的に利用しました。

情報システム関係の言語検索サイトを利用することもとても有効です。

苦手な科目は、とにかく慣れること、触れること、向きあうことが必要です。

日常生活でも、この分野に関心を極力持つように心掛けました。

この分野の情報は、ドンドン新しくなりますので、過去問のみでは苦しいと思います。

最新情報に関心を持ち、問題集にドンドン取り組む以外に対応はないと思います。


☆経済学
参考書から勉強を始めるのは、効率が悪いです。

過去問及び予想問題集を繰り返し、解答パターン化で対応することが一番効率がいいです。

過去問の出題パターンはまったく変化していないため、理論や基本を知らなくても、問題と解答を結びつけて、パターン化して、解答を導くことが可能です。

ミクロ・マクロ経済の原理を一から理解するのは、時間が掛かり過ぎます。

問題・解答のパターン化で対応することで、効率的に60点に達することが可能です。

この科目は法律変更等関係ないので、過去問はいつまでも遡って勉強できるので、この方法が最も効率的です。


☆中小企業施策・政策
試験対策として、中小企業白書を読み込むのは、率が悪すぎます。

但し、統計資料の主だった図表は、頭に入れていた方がいいと思います。

白書の内容は、ダイジェスト版や雑誌(企業診断等)を理解しておくことで対応可能です。

この科目も、過去問・予想問題集を繰り返すことが効率的であると言えます。


☆経営法務

暗記分野(会社法・知的財産権等)で確実に得点することが必要です。

また、最新の情報に注意を払うことが、とても大切になります。法律の改正等は狙い目になりますので、十分な対応が必要です。

雑誌(企業診断等)に加え、予備校の参考書(私はありませんでした)等の入手も可能であれば、望ましいです。

年による難易度がかなり違うので、要注意科目です。どんなに難易度が上がっても、40点は確保したいです。

通常年での難易度で、60点を確保するレベルに到達する必要があります。


☆経営戦略
問題文が多く、選択肢も紛らわしく、対応が難しい科目です。

速読と素早い理解力・判断力が必要です。

普段から新聞を読むなどして、社会情勢・産業動向等にも関心を持ち、広く常識を蓄積していくことが必要です。

現実的な試験対策として、選択肢の1番目が正解と思えば迷わずそれを解答すべきで、スピードが勝負を分けます。

高得点は困難な科目で、60点以上で十分です。


 ☆運営管理
得点源科目で、過去問と予想問題集で基本を完全掌握して高得点を狙いたいです。

2次試験の事例Ⅲでも必要なため、しっかり基本を身に付けるべき科目です。

こちらは、問題集に加え、参考書の内容もしっかり頭に入れることが有利となります。

勉強した分だけ、比例的に高得点が狙える科目です。


④その他
どの科目も勉強ブランクを作らないことが大切です。

可能であれば、全科目を毎日少しづつ取り進めていくことが望ましいと思います。

特に財務会計は、必ず毎日問題に取り組んでください。

予備校の模試は、受験に行かなくても問題は入手した方が絶対有利です。

本番にかなり近い問題が出ているようです。

マンパワーの直前ポイント冊子は、1500円くらいで購入可能ですので、是非お勧めです。

私の場合は、電話で取り寄せました。

独学使用教材:TAC過去問5年、TACテキスト、TAC予題集

その他=簿記・会計のやさしい解説書・問題集、やさしい経営情報関係解説書、
企業診断(月刊誌)、中小企業白書2年分・白書ダイジェスト版・所掌官庁冊子、
各種メールマガジン

(財務会計・経営情関係等)、マンパワー直前ポイント、予備校模試(1回分のみ)
4.2次試験勉強法

添削がお勧めです。

過去問に対する各受験校の模範解答は、インターネットで検索可能ですので、一度ご自分で過去問に挑戦した上で、各社の模範解答を比較すると、どの模範解答が優れているか判断できます。

また、判断すること自体が、学習になります。

私は、D&Hの解答が優れていると判断し、同添削を選択致しました。

添削以外では、1次試験対策同様、過去問が鍵を握ります。

本質的には、事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ共に、毎年同じ論点での出題となっています。

最低でも、過去問10年分を何度も、取り組むことが重要となります。

最初は、時間を制限しないで、ご自分で納得できる解答を作成することです。

その後、模範解答を見て、自分の解答と十分に比較検討して、次回からの改善に結びつけることが肝要です。

但し、模範解答が必ずしも完璧ではないことは認識しておく必要があります。

受験校により、模範解答内容の幅がかなりあります。

逆に言えば、論理が通れば、色々な解答が成立するとも言えます。

過去問の自分の解答も、1回目・2回目・3回目と時間を置いて比較できると、自分の実力アップを認識でき、自信が付きます。

合格するためには、事例Ⅰ・Ⅱで、競争相手に大きな得点差をつけるのは、困難と考えられます。

各Ⅰ・Ⅱで、それぞれ60点を確保することが大事です。

事例Ⅲは、運営管理の分野です。

1次試験の基礎力(知識)をしっかり身に付け、実務的なアドバイスができるレベル迄実力を上げることが望ましいです。

影のポイント科目は間違いなく事例Ⅲです。

2次試験でも最重要科目は、やはり、事例Ⅳ(財務会計)です。

この科目は、絶対に60点を確保すると共に、+αの点数が必要です。

年により、難易度が変化するのが、事例Ⅳで、この科目を得意にして、難易度の高い出題を期待することが合格の確率を飛躍的に高めます。

簿記 通勤講座

簿記3級・2級の知識は必須です。

上記クリックして内容ご確認ください。

すごく価格が安いので、お薦めです。

ある程度、ポイントが掴めて来たら、本番90分の実践訓練を始めます。

私の場合、90分の時間の使い方は以下の通りでした。

1.90分開始前
・目を閉じ、集中する

・与件文・解答用紙配布後、裏面から解答用紙の文字数を見て(特に、事例Ⅳが有効)、例年通りの設問形 態であるか確認します


2.開始合図後

①設問の配点を確認して、各設問の重要度を把握します

②設問文と解答字数を確認して、解答文の文章構成をある程度設定します(パターン化)

③与件文を読みながら、設問に照らして、解答部分を探し、どの設問に対する解答部分なのか、与件分に目印を付けます

④再度設問文を読み、与件文に記載した解答部分が妥当であるかを確認します、また、解答の文章構成をこの段階でほぼ決定します

⑤更にもう一度与件文に戻り、解答が見つからない設問の解答を改めて探すと共に、解答候補の部分が改めて妥当性があるか最終確認します。
もし、解答部分がどうしても見つからない場合は割り切って、与件文からの引用でない解答を考えます

⑥各設問に対する解答が、全体として、統一性・戦略一貫性があるかどうかを検討します

⑦最後に与件部分をもう一度読み、ベターな解答部分を探します
ここまで、35~40分程度(私は書く速度が遅いので、35分から記述を開始していました)

⑦配点上重要度の高いもの・解答しやすい順に、解答の記述を開始する(設問順ではない)

⑧5分前迄に記述を終了して、誤字・脱字・文末の整合性を確認し、必要があれば、微修正します


解答のチェックポイントは以下の通りです。
①各説問文の狙いを確実に捕らえること

②与件分の内容を具体的に十分に反映させること

③全体としての解答に統一性があり、一般論でない、具体的な実行可能な対応策が示されていること

④各解答文の構成が明確であり、論理性があり、テクニカルキーワードが含まれること


3.終了後
・すべてを忘れ、次の事例に備えます

・周りの人のことは、すべて無視します(人の話は一切聞かない)

因みに、2次試験の模試の結果はまった気にする必要はありません。

合格確実な人も本番では簡単に失敗します。

一喜一憂は、必要ありません。

要は、本番で妥当性のある解答をするだけです。

また、2次試験は基本的な論理構成能力や論述能力が問われるため、普段から論理的な考察・文章記述の訓練が、試験勉強以外のところで必要です。

特に、このような分野が苦手な方は、普段からの心掛けが大切になります。

独学使用した教材
・TAC過去問10年分、TAC財務会計問題集、マンパワー財務会計問題集、ふぞろいな解答集
合格者の完全ノウハウ、合格者の全知識、企業診断(月刊誌)、TAC財務会計1次試験問題集、D&H添削、運営管理のTAC参考書


あとがき

現在の診断士としての活動は、以下の通りです。
①『中小企業診断士合格・開業体験記』の執筆(共著):出版中
②『おもてなし経営』の執筆(共著):今後出版予定
③城南支部メンバーとして、『人間関係が見る見る良くなる1週間プログラム』の講演
④学生起業選手権決勝大会の公式メンター(学生に対するアドバイザー)
⑤地元の中小企業(小平市)への経営支援
⑥診断士仲間との勉強会・研究会・飲み会等の交流
⑦自分自身の独立準備
等々

下記ご紹介している教材は、過去問題を取り組んだ後に基礎力を固めるためのお薦め教材です。




↓クリックして、内容をご参照ください。
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一言で言えば、中小企業診断士は取得するに十二分に値する資格です。

自分の将来キャリアに対する可能性が本当に大きく拡大します。

交友範囲も爆発的に広がります。

弊職も診断士活動を通じて、生涯の師と仰ぐ吉田雅紀先生と出会うことができました。

10月に入り、その先生の最新の著作である ’起業「成功」ノート’を読み、起業することを決意しました。

子供3人が私立校に入り、また、自宅購入による多額の借金を抱えた身には、完全独立はいきなり無理ですが、週末起業を始めたいと考えています。

合格後の活動のご紹介の後に、弊職の起業内容もお話ししたと考えております。

最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

心から御礼申し上げます。

佐藤勝裕 合掌

僕は今現在スリランカ在住ですが、こちらの日本人経営者の方にも中小企業診断士の資格には敬意を払ってもらえます。

今後スリランカで、日本人経営者の方とのインタビューを通じて、日本人経営者の志、経営ビジョン、
戦略、夢等もご紹介していきたいと思っております。

その内容の掲載サイトの情報等は、また、別途ご案内させて頂きます。

日本は、まだまだ暑いですね。

診断士のお勉強頑張ってください。

診断士の資格は、本当に一生ものです。

ネットワークも驚くほど広がりますよ!

2018年8月19日 著者