プロフェショナルNHK仕事の流儀に、春風亭一之輔が登場した!

34歳で真打ち!

21人抜きだ!

綺羅星のごとき秀英をごぼう抜き!

久しぶりの落語界の大器!

小学生時代に落語に出会い、その虜になる。

大学卒業後に自ら弟子入り志願して、その技を磨いてきた。

持ち味は古典落語だ。

持ちネタは200を超える。

落語の門外漢の僕が驚いたのは、高座に上がる直前までどのネタを使うか迷っていること。

出番の数秒前まで迷っている。

また、高座に上がってから、その場の雰囲気や客層で、ネタを変えることもあると言う。

そういうものなんだ!

つまり、話のネタはあるにしても、本筋があるだけで殆どがアドリブと言えるかもしれない。

高座に上がる前は、毎回不安にかられると言う。

笑いほど水物はないと僕にでも理解できる。

一之輔は天邪鬼、皮肉屋でNHKの撮影スタッフに毒着く。

しかし、芸に関してはどこまでも真摯で真面目だ。

24時間365日一之輔の頭から落語が離れることはない。

生活そのもの・人生のすべてが落語とリンクしている。

いや、リンクではなく、落語そのものなんんだ。

楽しい仕事と言うより、実に修羅のごとき自己との格闘で、厳しい自己修養そのものなんだ。

言葉は人の心を捉えることも、離れさすこともできる諸刃の剣だ。

笑いの背景にあるのは、圧倒的なシュミレーション、自己との格闘なんだ!

僕の好きな落語家は立川談志だけだったけど、一之輔の高座も一度聞たくなった。