仏教の最も有名な四法印といわれる教えのうち、

本日は諸行無常に関して、ご紹介したいと思います。


ちなみに四法印は、一切皆苦、諸行無常、諸法無我、涅槃寂静です.

それぞれの意味は以下の内容となります。

一切皆苦(いっさいかいく)=すべてのものは苦という性質を持っている
諸行無常(しょぎょうむじょう)=すべてのものは生住異滅(生じ留まり変化して消滅する)と移り変わる
諸法無我(しょほうむが)=すべてのものは一つとして独立して存在するものはなくつながっている
涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)=悟ると宇宙の根源である慈悲・向上・智慧・無限の境地となる一体となる


諸行無常の基本的な意味は上記の通り、

すべてのものは生住異滅(生じ留まり変化して消滅する)と移り変わる

という意味です。

逐語的に諸行無常を訳すと、諸々の生命体(諸)は宇宙の意志(行)によりその形を常に変える(無常)となります。

諸々の生命体とは、宇宙空間に存在するすべてのものを指します。

例えば、鉱石(天体)なども時間が経過すると変化するため、ある種の生命体と捉えています。

宇宙の意志とは、*縁起(因×縁=果)や*十如是等の宇宙の法則を指します。

*縁起・十如是は本ブログですでに説明済


仏教の教えとしての諸行無常の意味合いは、常に万物は生々流転を繰り返し、留まらないということを悟るべきとなります。

例えば、今幸せと感じている状況が永遠に継続するわけではないこと、今の自分自身の生命(今世)が永遠に継続するわけではないことを明らかに認識せよという教えです。


敷衍すれば、

人生の不可避的な変化を覚悟を持って受容し、

縁起・十如是の宇宙の法則に基づく生き方を貫き、

自己の仏性(人間が潜在的に持つ無限の可能性)を開発し発現せよ

という実に壮大で勇気凛々たる力強い教えです。

あなたの人生に少しでもこの教えがお役に立てば、この上ない幸せです。

掲載写真はすべてコロンボのウエサック祭り(仏教祭り)のものです。