井上尚弥が昨日世界震撼させた!

昨日の2回TKOの衝撃が今なお世界を駆け巡っている!
相手の無敗IBF世界王者であったロドリゲスはあらゆる階級の世界チャンピオンの中でも超トップクラスのレベルだった。
僕自身も井上のある程度の苦戦は覚悟していた。
しかし、動きの堅かった1回でさえ、
パンチのスピードと重さ、
攻撃バリエーションの多彩さ、
ディフェンス力の柔軟性とセンスは際立っていた。

2回に入ると井上自身語っているが、体の力が抜けて、さらにパンチのスピードが加速した。

一発一発放つ井上のパンチ力にロドリゲスはダウン前から衝撃を受けていたはずだ。
ディフェンスの上からでも井上のパンチは相手に驚異のダメージを与え、恐怖心を植え付ける。
ロドリゲスの2回目のダウン時に見せたセコンドへの表情がすべてを物語っている。
『こいつはやばい、俺は無理だ、もうやめる』と逃げ場のない生命の危機感を持った戦う男の断末魔の表情だ。

PHP(階級を考慮しない真の強さ)世界ランクで井上は現在6位だ。
しかし、事実として今現在のボクシング界で階級を考慮しなければ、井上は地球上で一番強い。
おそらく次回のPHPランクでは、井上が世界一になるであろう。
井上の強さは今神の領域に入りつつある。
しかもその強さの底が未だに見えない。
あらゆる日本のスポーツ界において、
歴史上世界へ放った衝撃度と言いた視点で言えば、
井上の領域に近いのは大リーグの二刀流の大谷くらいだ。
しかし、井上の衝撃度は大谷を凌駕している。
まさに世界を震撼させた世紀の試合であった!
