将棋の羽生善治九段は
昨日23日、宿敵谷川浩司九段に勝ち、
公式戦通算1433勝とし、
大山康晴十五世名人の保持していた歴代最多勝1位の記録に並んだ。

1986年1月のデビュー戦で勝利して以来、
33年4か月での記録達成となる。
生涯勝率は現在七割を超えており、勝負の世界では超異例な高勝率だ。
将棋の内容は、終盤の大逆転!
受けの妙手で谷川を破った。
アベマTVのプロ棋士の解説では、最終盤まで谷川の圧倒的優勢との話だったが、
コンピューター将棋によると形勢判断では微差での劣勢だった。
羽生の大局観が、通常のプロ棋士感覚を凌駕している証左でもある。
最終盤での逆転劇を生んだ受けの一手は、プロの解説陣が予想していない一手だった。
さすがの一手にプロ解説陣もうなっていた。
現在無冠の羽生ではあるが、タイトル再奪取も十分に射程に入っている。
顔晴れ(がんばれ)、羽生善治九段!